高橋 三千綱 様 逝去(高校18回、昭和41年卒)

作家の高橋三千綱(高校18回、昭和41年卒)君が逝去しました。
 彼は第79回芥川賞(昭和53年上半期)を『九月の空』で受賞し、作家として本格的にデビューしました。受賞作の『九月の空』は、昭和38年に入学した神代高校の剣道部の生活を舞台にした作品でした。
 『銀杏』(No.37・2013)の「挑戦の軌跡」にも寄稿してもらいました。その時、彼はすでに重い肝硬変を患っており、前年にはガンを宣告されていたはずで、まさに病を押して執筆してくれました。事務所の発表では「8月17日の午後2時25分、肝硬変と食道がんのため東京都八王子市の自宅で死去、73歳」。ご冥福を祈ります。

(文:新井 建一)



『銀杏』(No.37・2013)より


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