藤代 千秋さんからの寄稿

藤代 千秋さん(高校21回生)

 2012年11月中旬、雨の土曜日の昼に高校21回(昭和44年卒)の8人が仙川駅前の店に集まりました。メンバーは、卒業後も年に何度か会って食事をしたりテニスをしたりしている人から、30―40年ぶりという人まで、いろいろです。とうに60歳を過ぎているので、孫が小学生という人もいました。全員元気で、一部の人は多量のワインを飲んでしまいました。(2人で3本)

 卒業アルバムや当時の写真持参の人がいて、それを見ながら当時のこと、卒業後のこと、今の日常生活、最近の出来事などで、高校時代と同様に盛り上がりました。卒業アルバムでは、この日の参加者でクラス単位の写真には写っているのに、氏名が表記されていない人がいて、何で今まで気がつかなかったのだろう、アルバム作成時にチェックしていなかったのだろうか、という展開になりました。

 食事の後、商店街を通って神代高校に行きました。仙川商店街の通りは、こんなに狭かったのだろうか、当時の焼きそば屋はどの辺だったのだろうか――。学校も当時とは様子が変わっていて、「昔はここに体育館があった」「池があった」「図書館があった」などと思い出しながら校庭に出ると、サッカーの練習を終えた生徒が体育館の傍で帰宅準備中。彼らに「ご両親の年齢は」と聞くと、私達よりも若いという当然の回答が返ってきました。

 文章にすると、60歳過ぎのつまらない集まりにしか見えないでしょうが、ここには書けないことが沢山あり、それを省略した結果です。
次回はもっと多くの人に参加してもらおうという話になっています。

藤代 千秋